はじめてのAmazon Lex
こんにちは、中村です。 最近ChatBotの調査をしています。 今日はAmazon Lex(以下、Lex)を触ってみようと思います。
Lexとは
Lexは、音声やテキストを使用した会話型インターフェイスを構築することができるサービスです。 コンソール上で簡単に作成が可能であり、他のサービスとの統合も容易とのことです。 今回は、簡単な予約Botを作成してみます。
Lexは2018年4月5日現在、日本語未対応のため英語のChatBotになります。
予約Botを作成
Bot name等は、下記のように指定します。 予約に必要なSample utterances・Slots・Responseのみ設定します。
Sample utterances
Sample utterancesとは、ユーザーの発話例です。 ユーザが予約を開始する際に話しそうな言葉を入力します。 今回はこちらを入力しました。
Slots
Slotは、ユーザーのリクエストの達成に必要な情報です。 この予約Botでは、ユーザーに日付・時間・人数を入力してもらう必要があります。 汎用的なSlot typeについては、Amazonがすでに定義しており精度が一番高いです。
項目 | Slot Name(Slot type) |
---|---|
日付 | Date(AMAZON.DATE) |
時間 | Time(AMAZON.TIME) |
人数 | People(AMAZON.NUMBER) |
Slotが埋まっていない場合は、埋まっていないSlotのPromptに指定されたものが返されます。 PromptにはそのSlotを埋めるための文を指定します。
Slotが埋まるとResponseに定義したメッセージが送信されます。
ここまでで一通りの設定が終了です。 "Build"をしてみましょう。 完了メッセージが表示されたら実際にテストできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 簡単に構築ができるので、なおさら日本語対応が待ち遠しいですね。 次回はもっと細かい他サービスとの統合部分を調査してみようと思います。